15
Osseus
ロボット設計の依存関係を可視化する開発基盤
競合あり/空白あり設計図面の管理ではCADDiがあるが、ロボットの依存関係管理と試験自動化は国内に同型がない。
事業概要
- プロダクト
- CAD、基板設計、GitHub、Jira、文書、試験結果を取り込む。
- 部品、基板、要求、試験、設計判断の依存関係を自動で対応づける。
- 設計変更時に影響する要求と試験を特定し、影響範囲を提示する。
- 影響箇所の修正案を分支上に作成し、試験を再実行して確認する。
- 部品の在庫と調達期間を照合し、代替候補を提示する。
- 供給業者が共有リンク上で部品にコメントし、その内容を記録する。
- 技術アーキテクチャ(推定)
- 顧客のCAD、基板設計、リポジトリ、課題管理、文書、試験記録を連携で取得するとみられる。
- 各ツールの識別子を名寄せし、部品と要求と試験の対応表を構築するとみられる。
- 変更差分をたどり、影響する要求と試験をグラフ探索で抽出するとみられる。
- 修正案の生成にはコード生成モデルを用い、分支上に反映すると推定される。
- 部品の在庫と調達期間は外部の供給情報を取り込み照合するとみられる。
- 設計対話と供給業者の指摘を検索可能な形で蓄積するとみられる。
- 収益モデル
- 開発チームが利用者数に応じた月額を支払う形とみられる。価格は非公開。
- 連携ツール数や試験実行回数に応じた従量課金を併用するとみられる。
- 部品市場の取引手数料を収益源とする可能性がある。料率は非公開。
- 大企業向けの導入支援と構築費用を別途請求するとみられる。
- 差別化
- 設計変更と試験の履歴が蓄積し、後発ほど再現が難しい。
- 開発ツール群に常駐し、日常の設計作業を占有する。
- 供給業者の指摘を資産として蓄積し、調達側の判断を左右する。
- 部品の在庫情報と設計データを突き合わせる基盤を持つ。
- 日本展開時のリスク
- 設計データを外部に預けることへの抵抗が大きく、導入が遅れやすい。
- 既存の社内設計管理システムとの接続仕様が非公開で、連携に時間がかかる。
- 機密区分に応じた保管場所の指定など、データ管理要件への対応が必要。
- 部品市場が国内で立ち上がるまで、調達機能の価値が出にくい。
- 効果が測りにくく、月額の妥当性を示しにくい。
日本での競合
- 国内にロボット開発の依存関係管理を手掛ける専業は見当たらない。
- 設計図面の管理ではCADDiが製造業に導入実績を持つ。
- 部品調達はミスミやモノタロウが圧倒的な品揃えと即日性を持つ。
- ロボット開発の設計情報を横断で扱う国内製品は確認できない。
- 参入障壁は設計データの機密性と既存システム接続の深さにある。
- 大手製造業は自社開発の設計管理基盤を維持する可能性が高い。
主要プレイヤー
| 比較軸 | Osseus | CADDi | ミスミ | モノタロウ |
|---|---|---|---|---|
| 主な用途 | ロボット設計の変更影響管理 | 製造データ | 部品調達 | 資材調達 |
| 提供範囲 | 設計から試験、部品調達まで | 製造業 | 製造業 | 製造・建設 |
| 課金 | 非公開 | 個別見積 | 都度見積 | 都度課金 |
| 強み | 依存関係の自動追跡 | 図面検索 | 品揃え | 品揃え |
出典:Y Combinator / Osseus / CADDi / ミスミ / モノタロウ。技術アーキテクチャは公開情報からの推定。