Y Combinator 日本語図鑑

YC採択企業を、事業構造と日本の競合環境で読み解く

日本市場の見立て

ブルーオーシャン競合あり/空白ありレッドオーシャン国内王者が市場を掌握

767社

Y Combinator採択企業のうち、ソロ開始・存続・買収条件で絞った767社。 日本市場の見立ては公開情報からの推定。1ページ10社で全文を掲載。

815原本
48除外
123図鑑公開
77ページ

153

OpenVector

既設カメラを現場業務につなぐ映像自動化基盤

工場や店舗などの事業者に向け、既存カメラの映像から現場の出来事を検知し、対応を自動化する基盤を提供する。利用者が平易な言葉で監視したい作業を記述すると、映像を監視する専用のAI視覚モデルを自動構築し、異常や顧客の待ち状態などを検知した際に、コンピューターを操作して対応する。電話やメールの送信、POSや顧客管理システムの更新、ウェブフックの起動にもリアルタイムで対応し、新たなカメラ機器を必要としない。収益モデル、料金、顧客獲得経路、運営体制や原価は公開情報に記載がなく、財務数値も示されていない。公開情報上のチーム規模は4人で、YCのSummer 2026バッチに参加している。既設カメラと既存システムを活用できる点が強みだが、映像検知の誤りや連携先の障害、カメラ映像のプライバシー管理が導入上のリスクとなる。

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Shofo

要件に応じて動画データを切り出す基盤

Shofoは、AI研究機関や開発チーム向けに、要件に合う動画を検索・選別し、注釈付きデータセットとして提供する事業だ。数十億本の動画を検索可能な索引に集約し、エージェントが条件に合う映像を抽出したうえで、ラベル付け工程に回して納品する。例えば、鍋を持つ人物が映る料理動画を10万時間分集め、推論注釈を加える依頼に数日で対応するとしている。価格、課金方式、顧客獲得チャネル、運営体制の詳細は公開されていない。索引の規模と、検索から注釈付けまでを一貫して担う点が強みである。チームは4人で、売上や利益の数値は示されておらず、動画の権利処理、注釈品質、需要の継続性が主なリスクとなる。

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Wayco

医療訴訟案件のデータ統合基盤

Waycoは、医療に関わる訴訟案件を扱う法律事務所などに、案件データを統合する基盤を提供する事業である。初回受付から和解までの情報を一元化し、案件処理を支援する仕組みを掲げている。収益モデル、料金、顧客獲得方法、運営体制や原価については公開情報に記載がない。2026年2月創業で、チーム規模は5人である。売上高や利益などの財務数値も開示されていない。受付から和解までを対象とする一貫性が強みとなり得る一方、機微な医療情報の取り扱いや法律・医療分野の規制対応が主なリスクとなる。

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Aurorin CAD

機械設計者向け高速AI設計ソフト

機械エンジニア向けに、AIを中核に据えた3次元CADソフトを提供する事業である。独自のパラメトリック設計および境界表現に基づくCADカーネルを開発し、現代のCPUやGPUを活用して処理速度と設計作業の効率向上を目指す。収益モデル、価格、顧客獲得チャネルは公開されておらず、運営チームは1人である。2026年1月創業で、売上高や資金調達額などの財務数値は示されていない。1980年代に開発されたカーネルを使う既存製品が多いなか、独自基盤を設計段階からAI活用に適した形で構築している点が強みとなる。新しいカーネルの信頼性や既存CADデータとの互換性、少人数体制での開発・販売の実現性が主なリスクである。

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157

Fixture

スタートアップ向け顧客管理・営業支援基盤

Fixtureは、スタートアップ向けに、顧客とのコミュニケーションやマーケティング情報を統合するAIネイティブな顧客管理ツールを提供する事業だ。顧客とのやり取りに使う各種ツールやウェブサイトの流入情報を集約し、営業活動全体を把握できる情報基盤を構築する。AIエージェントが商談の進展を支援し、ウェブ画面のほか、利用者が選ぶAIツールからも操作できる。料金、収益モデル、顧客獲得チャネル、運営体制や原価に関する情報は開示されていない。2026年3月創業で、チーム規模は5人だが、売上や顧客数などの財務・事業規模は示されていない。複数の顧客接点を一元化し、営業支援までつなげる点が強みである一方、連携先の範囲やデータの正確性、既存顧客管理製品との差別化が主なリスクとなる。

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158

Ossus

学校・公共図書館向け業務支援基盤

Ossusは、文学分野、とりわけ学校図書館や公共図書館に、司書の業務を支援する図書館向け基盤を提供する事業である。初の商用製品はAIを活用した図書館運営システムで、煩雑な作業を減らし、司書が利用者への対応に注力できるようにする。具体的な課金方式や価格、顧客獲得チャネル、運営体制や原価は開示されていない。2026年1月創業で、サンフランシスコを拠点に3人で運営しており、売上や利益などの財務数値は示されていない。図書館業務に特化し、司書の作業負担軽減を掲げる点が強みである。商用化の実績や導入状況、収益性が不明であり、図書館ごとの業務要件への適合も主なリスクとなる。

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159

Regbase

各国の法人コンプライアンス自動化基盤

Regbaseは、世界各国の法人コンプライアンス業務を自動化する事業であり、対象顧客は企業である。具体的な機能、収益モデル、料金、顧客獲得方法、運営体制や原価は公開情報に記載されていない。2026年4月創業で、ニューヨークを拠点に3人で運営している。売上高や顧客数などの財務・事業規模を示す数値はない。各国の法人コンプライアンスを自動化する構想が強みとなる一方、対応する国や業務範囲、実際の自動化水準は不明である。

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160

Ritivel

医薬品申請文書の作成を支援する生成AI基盤

Ritivelは製薬企業の薬事・メディカルライティングチーム向けに、医薬品の申請文書を作成する生成AIワークスペースを提供する。AIエージェントが臨床データや過去の申請資料を参照し、CTD、CSR、IND、BLAの草案をMicrosoft Word上で作成するほか、SharePointやVeevaから資料を探し、Outlookでの督促やフォローアップも自動化する。収益モデル、価格、顧客獲得チャネル、運営原価は開示されていない。チームは3人で、創業は2026年1月である。出典に結び付いた引用情報を各データに付け、FDAの書式要件に沿って草案を作成する点が強みで、製薬関係者との50回超の対話を経て開発された。実績や導入規模は示されておらず、機密性の高い臨床データの取り扱い、生成内容の正確性、規制要件への適合が主なリスクとなる。

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161

Khotan

重要業務をソフトウェアで再構築する基盤

Khotanは、調達、サプライチェーン、財務、業務運営に関わる企業向けに、重要業務をソフトウェアとして再構築し、維持するための基盤を提供する。現場に入り込むエンジニアが企業固有の業務背景を取り込み、アプリケーションの導入、共有、保守に必要な仕組みと組み合わせて運用する。課金方法、価格、顧客獲得チャネル、運営体制や原価の詳細は開示されていない。2026年1月創業で、サンフランシスコを拠点に2人で運営しているが、売上や利益などの財務数値は示されていない。企業が誤りを許容できない業務を対象とし、業務の再構築と継続保守を一体で扱う点が強みである。顧客事例や導入実績、収益性の情報が限られ、個別業務への適合に要する工数や保守負担も主なリスクとなる。

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162

MochaCare

介護事業者向け採用・勤務調整支援

MochaCareは、介護事業者向けに採用、勤務調整、利用者の受け入れ手続きを一括して担う運営支援サービスだ。パートナー事業者の業務を端から端まで引き受け、事業者が成長に注力できるよう支援する。具体的な課金方式、価格、顧客獲得チャネル、運営体制や原価は公開情報に記載がない。2026年2月創業で、チーム規模は2人だが、売上や利益などの財務数値は示されていない。採用から利用者受け入れまで複数の業務をまとめて支援する点が強みとなる。実績や料金体系、自律型の運営支援の具体的な仕組みが不明であり、介護業界の人材・業務運営に関わる規制や慣行への対応も課題となりうる。

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Y Combinator 日本語図鑑(No.153-162 / 10社)
出典 Y Combinator。技術アーキテクチャと日本市場の見立ては公開情報からの推定。競合ウォッチ調べ

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