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RASPIRE
稼働中アプリへの攻撃を常時遮断する防御基盤
競合あり/空白あり国内には稼働中アプリの攻撃を自動遮断する専業は確認できず、脆弱性診断や監視の事業者が近接する。
事業概要
- プロダクト
- アプリの稼働ログやAPI通信を受け取り、攻撃の兆候を判定する。
- リクエスト単位で呼び出し頻度や改ざんの痕跡を照合する。
- 攻撃と判定した通信をその場で遮断し、遮断記録を返す。
- コードを変更せず既存の実行環境に常駐させ、監視を開始する。
- 検知した攻撃の種別と時刻を一覧で出力する。
- 技術アーキテクチャ(推定)
- 顧客アプリの実行ログとAPI通信を、常駐エージェント経由で取得するとみられる。
- クラウドやコンテナの構成情報も連携し、実行環境の前提を把握すると推定される。
- 通信の系列を名寄せし、正常時の振る舞いとの差分を照合するとみられる。
- 判定は機械学習とルール群を併用し、攻撃種別ごとに危険度を付けると推定される。
- 検知結果と遮断履歴を保管し、管理画面とAPIで顧客に返すとみられる。
- 収益モデル
- 保護対象のアプリ単位またはホスト単位の月額課金とみられる。価格は非公開。
- 通信量や保護対象数に応じた従量課金を併用する可能性がある。価格は非公開。
- 導入設計や運用代行を案件単位で受託する形態も想定される。価格は非公開。
- 差別化
- 稼働中の攻撃ログが蓄積され、検知規則の精度が導入先ごとに上がる。
- コード改修なしで入るため、既存の開発工程を変えずに居座れる。
- 遮断判断をアプリ内部で完結させ、外部装置への依存を減らせる。
- 日本展開時のリスク
- 機密通信の扱いについて、保管場所と委託先の説明を求められる。
- 既存の監視基盤やログ基盤との重複を嫌い、導入審査が長引く可能性がある。
- 通信を止める製品のため、誤遮断時の責任分界が導入の障壁となる。
- 国内の代理店やシステム構築事業者を通じた販売網がなく、商流確保が課題となる。
- セキュリティ予算は年単位で組まれ、月額の新規支出に通りにくい。
日本での競合
- 国内のセキュリティ市場は大手ベンダーとシステム構築事業者の組合せが中心。
- トレンドマイクロやFFRIは端末・サーバ保護で強い基盤を持つ。
- ラックは監視運用を担い、企業の常時監視の受け皿になっている。
- 稼働中アプリの攻撃を自動遮断する専業は国内で確認できない。
- 参入には既存監視との連携と誤遮断の説明責任が要る。
主要プレイヤー
| 比較軸 | RASPIRE | トレンドマイクロ | FFRI | ラック |
|---|---|---|---|---|
| 主な用途 | 稼働中アプリの攻撃遮断 | セキュリティ | セキュリティ | セキュリティ |
| 提供範囲 | 検知から遮断まで | 法人・個人 | 法人 | 法人 |
| 課金 | 非公開 | ライセンス | ライセンス | 案件単位 |
| 強み | コード改修なしで常時防御 | 脅威情報 | 研究開発 | 監視網 |
出典:Y Combinator / RASPIRE / トレンドマイクロ / FFRI / ラック。技術アーキテクチャは公開情報からの推定。