競合の変化は、ニュースになる前の小さな動きとして現れます。採用情報の追加、価格の書き換え、新しい言葉の登場。こうした変化を自動で拾うのが、Googleアラートです。
この記事では、競合ウォッチに使えるGoogleアラートのキーワードを10個紹介します。無料で始められ、設定は数分で終わります。

競合ウォッチに効くキーワードの型
コツは、1つの広い言葉だけで登録しないことです。会社名だけでは自社と無関係な話題も混ざるため、目的の言葉を組み合わせます。
登録したら、アラートのプレビューで通知対象のニュースを確認します。関係のない話題が多いときは、キーワードを足してから作成します。
Googleの公式ヘルプでは、アラートはトピックを登録し、頻度やサイトの種類、言語、地域、件数、受け取るアカウントを設定して作成すると説明されています。設定次第で通知の質が変わる点を踏まえて、キーワードを設計します。
まずは登録したい基本の5つ
基本は、競合の会社名、主力製品・サービス名、会社名と価格の組み合わせ、業界全体の動き、自社名の5つです。会社名は正式名称と略称の両方を登録すると取りこぼしが減ります。
略称は、社名が長い企業ほど有効です。ただし一般的な単語になる略称は、ノイズが増えるため注意します。
Marketing Nativeの解説でも、競合や取引先の会社名・サービス名・商品名・URLの登録が、動向を効率よく入手する活用例として挙げられています。まずはこの基本形から始めます。
通知を絞る応用キーワード5つ
応用として、採用、提携・買収、プレスリリース、値下げ・キャンペーン、英語表記の5つを足します。事業のどこに動きが出ているかを、キーワードごとに分けて受け取れます。
英語表記を登録しておくと、海外の発表や英文ニュースも拾えます。同じ会社でも、日本語と英語では別のアラートとして作成される仕組みです。
採用の動きは、事業の投資先を示すサインになります。提携や買収は、数か月後のサービス変更につながることもあります。

キーワードを絞る4つの記号
キーワードは、記号を使って絞り込めます。両方の語を含めたいときは「AND」、どちらかなら「OR」を使います。
特定のフレーズだけを拾うなら「""」で囲み、除外したい語は「-」を付けます。特定サイトの更新だけを見たい場合は「site:」を組み合わせます。Marketing Nativeは、これらの書き方で通知される情報が変わると説明しています。
通知の頻度とソースの初期設定
頻度は、その都度、1日1回以下、週1回以下の3つから選べます。重要なキーワードはその都度、補助的なものは週1回にすると、通知に追われません。
ソースはニュース、ブログ、ウェブ、ビデオ、書籍などから選べます。配信先はメールのほかRSSフィードも選べ、RSSリーダーやチャットに流すこともできます。
アラートを運用に組み込むコツ
アラートは作って終わりにせず、見る時間を決めて習慣にします。週に一度、通知を確認して競合メモに転記するだけでも効果があります。
キーワードは定期的に見直します。反応の少ない語は消し、新しく気になった語を足す運用が長続きのコツです。
転記のときは、日付と出典URLも一緒に残します。通知メールは流れて消えるため、残す場所を決めておくことが大切です。

最後に: 変化は発表の前に現れる
競合の変化は、ニュースになる前にサイトや募集要項に現れます。小さな変化を拾っておくと、大きな発表のときに慌てません。
まずは基本の5つから登録してみてください。通知が届くようになると、競合を見る習慣が自然と身につきます。
通知の数が多すぎると、読むこと自体が負担になります。登録を増やしすぎたら減らす。その調整も運用のうちです。
